地域猫(街ねこ)活動とは?
野良ねこの数が増えないように地域で見守る活動のコト!
先日、近所にお住まいのお客様より、地域ねこ活動を教えて頂きましたのでシェアさせて頂ければと思いご紹介させて頂きます。
街には昔から逞しい野良猫がいるイメージでしたが、自然繁殖で増える他にも、飼育下にいた飼い猫が逃げ出したケースや、飼う事が出来なくなって外に放すケースも多いそうで、そういった野良猫が地域に増える事によって、人と猫の生活圏に摩擦が生じてトラブルになるケースも少なくありません。
飼育下において特に、社会問題となっている多頭飼育崩壊は、最初は1匹でかわいそうだからと、2匹で飼い始めたところ、気付けば妊娠していて、子供が生まれたら6~8匹ほどの子犬、子猫が産まれて、最初は「可愛いね~。」となりますが、貰い手が見つからないまま半年が経つと、更に6~8匹の子供が産まれてしまい、飼育者の生活も立ち行かなくなる。
年に1回以上、こういった話をネットニュースで見かけますが、猫の場合は犬と違い、屋外の環境下での生存率は犬に比べて高い為、野良猫となり繁殖するケースが考えられます。
そういった猫を殺処分するのではなく、不妊・去勢手術をして個体数を増やさず、寿命を全うできるように見守る活動が地域猫活動になるそうです。
そういった活動があるのか~。と話を聞いて考えさせられるものがありました。
私自身、駐車場の清掃業務で野良ねこのトイレになっている場所の清掃で頭を悩ませていた時期がありました。雑草が生えるので雑草を抜くと、キレイになった場所がネコのトイレになってしまう。
ウンチを取る、草が生える、草を抜く、トイレになる。
の繰り返しで、猫が嫌いな臭いのスプレーや粉末を撒いた事がありました。
正直2日程はこないようですが、あまり意味は無く、どうしようか。と思案していました。
結論として、対策というものはないので、掃除の一つとしてとらえるしかないな~。
と考えるようになっていた今日この頃でしたので、少し優しい気持ちで猫を見てあげないとダメなんだな~。
野良猫に怒るよりは、野良猫になってしまう原因を作った人の方に怒りの矛先を向けないとな~。という考えにシフトしました!
理解を頂く事から始まる活動!
地域猫活動はまだまだ浸透していないそうで、不妊去勢手術を受けていない野良猫の捕獲する事に理解を頂けない事や、エサやりに対して誹謗中傷される事も多いそうです。
捕獲については不妊去勢手術を行うためだけではなく、病気やノミダニなど感染症にかかっていないか。など猫の健康面も考え、必要があれば保護活動もされており、シェルターで保護した猫の体調が回復すれば、飼育希望者への譲渡する。など、個人や団体によって活動内容は多岐にわたるそうです。
不妊去勢以外にも、猫たちに定期的にご飯をあげることで、ゴミを漁ったりすることも減るそうです。ご飯の後片付けについても、猫たちの体調を確認する為に必ず行うため、あげたご飯を放置する事はないそうです。
人的、金銭的に協力を無理にお願いするとまでは言えないですが、ご理解を頂けると幸いです。また、この様な活動に興味がある方についてはご助力頂けると幸いです。
とのお話でしたので、頂きました資料を掲載させて頂きました。
猫や犬だけが特別という事はありませんが、家族の一員として犬を育てたことがある身としてこういった活動を微力ですが応援をさせて頂ければと思います。
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